心理士向けのメモ

心理士向けの文章をメモとして残しておく用のブログです。間違いなどがあった時は教えてください。

臨床心理士試験対策練習問題①

別の目的で作った問題なのでジャンルは偏っています。1問1分程度を目安に。

解答は別記事にします。間違っていたらtwitterなどで教えてください。

 

次の人物と関連のある用語の組み合わせのうち、適切なものの組み合わせを下のa~eの中から1つ選びなさい。

  1. Wertheimer,M. - 効果の法則
  2. Pavlov,I.P. - 自由連想法
  3. Thorndike,E.L. - 条件反射
  4. Köhler,W. - 洞察学習
  5. Freud,S. - プレグナンツの法則

  

次の人物と関連のある用語の組み合わせのうち、適切なものの組み合わせを下のa~eの中から1つ選びなさい。

  1. Spitz,R.A. - 情動調律
  2. Stern,D.N. - 正常な自閉期
  3. M.S.Mahler - 原始的防衛機制
  4. Fantz, R.L. - 選好注視法
  5. M.Klein - アナクリティック・ディプレッション

  

次のヒトの脳波に関する次の記述のうち、適切なものに〇、適切でないものに×をつけた場合、下のa~eの組み合わせの中から最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. δ波は成人の精神活動時や興奮時によくみられる脳波であり、棘波ともよばれる。
  2. θ波は小児の基本的脳波であり、成人では主に睡眠時によくみられる。
  3. てんかん患者の脳波には速波と呼ばれるスパイク状の脳波がよくみられ、診断の大きな目安とされる。
  4. 睡眠時の脳波は徐波のみであり、α波がみられることはほとんどない。

 

a. 〇〇×〇

b. ×〇〇〇

c. 〇×〇×

d. ×〇××

e. ××〇〇

 

 

次の症状・障害のうち、前頭葉を損傷した際に一般的に生じる可能性の低いものを下のa~eから1つ選びなさい。

  1. 同名半盲
  2. 注意障害
  3. 運動性失語
  4. 脱抑制
  5. 遂行機能障害

 

神経細胞に関する次の文章の組み合わせのうち、適切なものに〇、適切でないものに×をつけた場合、下のa~eの組み合わせの中から最も適切なものを1つ選びなさい。

A.無髄繊維は有髄繊維と比べて電気信号の伝導が速い。 

B.シナプス間の情報伝達は主に電気信号を介して行われる。

C.モノアミン仮説とは神経伝達物質の過不足が精神疾患の原因であるという仮説である。

D.シナプス間に放出された神経伝達物質の一部は一定時間後、シナプス前神経終末に回収され再利用される。

 

a ×××〇

b 〇〇〇×

c ×〇××

d 〇×〇×

e ××〇〇

 

 

 

 抗精神病薬錐体外路系副作用として、正しいものを1つ選べ。(公認心理師北海道追試)

① 眠気

不整脈

③ 認知機能障害

高プロラクチン血症

⑤ 遅発性ジスキネジア

 

 

 

 

SSRIに関する次の文章の組み合わせのうち、適切なものに〇、適切でないものに×をつけた場合、下のa~eの組み合わせの中から最も適切なものを1つ選びなさい。

A.口喝や便秘などの錐体外路症状と呼ばれる副作用が生じることがある。

B.神経伝達物質の内、セロトニンノルアドレナリンの再取り込みを選択的に阻害する薬である。

C.一般的にSSRIは三環系抗うつ薬と比べて副作用が控えめである。

D.SSRIの服用中の急な断薬は離脱症状が生じるリスクが高い為、徐々に減薬を行う。

 

a ××〇×

b ×〇〇〇

c 〇××〇

d ××〇〇

e 〇〇〇〇

 

 以下の記憶に関する文章の組み合わせのうち、適切なものに〇、適切でないものに×をつけた場合、下のa~eの組み合わせの中から最も適切なものを1つ選びなさい。

 

A.短期記憶は一般に保持容量7±2文字、保持時間15~30秒前後の記憶の貯蔵庫であると考えられている。

B.長期記憶は一般に保持容量が事実上無限、保持時間が半永久の記憶の貯蔵庫と考えられている。

C.手続き的記憶は短期記憶の一種であり習慣や技能など想起意識を伴わない事を特徴とする。

D.感覚記憶とは選択的注意を向けた刺激を10秒程度保持する記憶の貯蔵庫だと考えられている。

 

a ××××

b ×〇〇×

c 〇×〇〇

d ×〇××

e 〇〇×〇

 

 

以下の信頼性の測定法に関する文章の組み合わせのうち、適切なものに〇、適切でないものに×をつけた場合、下のa~eの組み合わせの中から最も適切なものを1つ選びなさい。

A.再テスト法では同一集団に期間を空けて同一のテストを実施し、1回目と2回目の点数の相関係数を信頼性係数とする。

B.平行テスト法では2群に同一のテストを実施し、2群間のテストの得点の相関係数を信頼性係数とする。

C.折半法では1つのテストを実施後、同質となるように項目を2つに分割する。分割した得点間の相関係数を信頼性係数とする。

D.内的整合性による信頼性の測定では、項目群の可能な組合せ全てについて相関係数を算出し平均した値を信頼性係数とする。

 

a 〇××〇

b ×〇〇×

c 〇××〇

d ××〇× 

e 〇×〇〇